【水星の魔女】スレミオは本編中どこまで関係が進んだのか8-12話

概要

【水星の魔女】スレミオは本編中どこまで関係が進んだのか1-7話(プロローグ、ゆりかごの星含む)の続きです。
スレミオの最終話までの解釈に自分の中で決着をつけないと(スレミオ考察が見たすぎて)日常生活に支障が出るので今これを書いています。

※『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のネタバレしかないと思うのでその辺はよろしくお願いします。
※アマプラ放送版を見て書いているので、BD修正や小説版の刊行があれば更新するかもしれません。
※すべて個人の感想です、よろしくお願いします。

更新履歴

2023/08/16 11話「5.告白シーン 補足」ミオリネは何を言ってるのか(レンブラン語部分)を修正。

8話

1.地球寮を会社の事務所にするミオリネ
スレッタ「ごめんなさいごめんなさい、うちのミオリネさんがごめんなさい!」
ミオリネの後ろで落ち着かなそうな表情してるスレッタは、地球寮のみんなに受け入れられるか心配だったのかなと思っています。
7話での「あの子の花嫁だからよ!」発言でスレッタにも自覚でてきたのかと思ってとても面白かったです。
小説版出たら追記するかもしれません。

2.株式会社ガンダムの事業内容について聞かれる
ミオリネ「それは、これから考える」
ほんとにスレッタを助けるためだけに勢いで会社作ったんだなと実感できて好きです。

3.2週間経ってもミオリネが帰ってこない
ヌーノ「面倒くさくなって地球に飛んだんじゃないの?」
スレッタ「ミ…ミオリネさんは、そんな人じゃありません」
ヌーノ「言い切れるほど付き合い長くねえだろ」
スレッタが自覚あってミオリネを養護するシーンですね、言い切っても弱気なのが可愛いなと思います。
スレッタのミオリネへの理解が地球寮メンバー以上になっていると感じられるシーンですね。
このあとスレッタがミオリネに抱きつこうとして顎を掴まれて止められているのがポイント高いです。
スレッタが肉体的接触をし始めましたね。

4.打ち上げの食事を学園に持って帰る
スレッタ「ありがとうございます、ミオリネさん。みんなが納得できる方法、考えてくれたんです…よね?」
スレッタがミオリネの本当は行動が優しいところを理解しているのを示している感じでよいですね。
ハロ内蔵バイクで二人乗りしてるの学生の恋人という雰囲気で大変良いと思います。
スレッタの背中にミオリネが頭を預けるところも好きですね。

9話

1.シャディクはホルダーにならない
ミオリネ「よかった、私もグループの人間なんかと結婚したくないし、17歳になる前に絶対ここから逃げてやる」
過去回想ですが、これを見てて「シン・セーもベネリットグループなんだよな…」となりました。
会社の付属品として見られる事、自分を見ていないこと自体が嫌だったんですかね。
1話でスレッタがホルダーの内容を知る前に決闘に挑んで勝ったことはミオリネにとって衝撃的に映りそうです。

2.シャディクとの話し合い
スレッタが給仕してるのって、ミオリネが一番信頼しているのがスレッタってことなんでしょうか?
誰が提案したのか気になりますね。スレッタの態度的にミオリネかな。

シャディク「前に二人で話したこと、真剣に考えてみないか?」
スレッタ「ふ…2人?」
スレッタがキョロキョロしているのが面白いです、そういえば4話のエランとスレッタのときと立場逆みたいなところありますね。
スレッタもミオリネの交友関係を気にするようになったんだなと思うと感慨深いです。

3.決闘委員会での宣誓
ミオリネ「今回の決闘、ベネリットグループの外部にも中継で配信させて」
スレッタの勝利を疑ってない感じが好きです。言い方も嫌味で大変良いと思います。
エランとの決闘のときと比べると遥かに信頼している感じがしますね。明らかに不利なのに。

4.温室に入れないシャディク
9話の冒頭の過去回想でのシャディクのセリフはそのまま信じているのに、この辺だと信じていないあたりが、日頃の行いって大事なんやなと思えますね。
そういえばスレッタは一度も発言自体を疑われたことはないですね。
一応11話の追いかけっこでは「嘘つき」と言われていますが、ミオリネが問いただしてくるので、やはり日頃の行動は大事ですね。

スレッタ「花婿…ならお嫁さんを信じます」
このシーンのスレッタ凛々しくてかっこいいですね。8話ではちょっと言い切れなくて不安そうだったのに、ミオリネが信じてくれていることで自信がついた感じがします。

5.シャディクとの決闘
ミオリネ「やばくなったらマルタンたちを盾にして」
スレッタ「わかりました」
返事がいい! 今思うとこの頃から大切な人の発言に素直すぎて微妙に倫理観なかったのかもしれませんね。
(地球寮メンバーの反応とかなり違うため)

シャディク「ミオリネの暴走に大事な家族を巻き込んで壊してもいいのか?」
スレッタ「そんな言い方、ミオリネさんのこと好きなんじゃないんですか? 私はミオリネさんを信じます」
どこかで見た「私はミオリネさん(が好きだから)を信じます」という解釈が好きです。
スレッタもなかなか本心言わなくて誤解を招きそうですね。

スレッタ「私たちのためにミオリネさんが作ってくれた会社、手伝いたい」
このあとパーメットスコアが上がってるの、ちょっとおもしろいですね。
過去回見てどういうときに上がってるのか確認してみたいです。

ミオリネ、エアリアルと会話してるスレッタを見てどんな気分だったんだろう。
このへんはちょっとわからないので後回しにします。

個人的にシャディクの倒し方がミオリネからどこまで共有されていたのかは気になっています。

ミオリネ「バカね、今更よ」
魔女ラジでこの緑のトマトを切るシーンの解釈(熟していない思いを断ち切る)があって、面白いなと思いました。
このシーン、本当にシャディクの方を見ないので断絶感が出ていいなあと思っています。
日頃の行いって大事なんだなあ(N度目)
こんなに丁寧に百合以外のフラグ折っていくアニメ初めて見た気がします。

10話

1.冒頭の温室
前回のラストの緑トマトとの対比なのか、6割ぐらい赤くなったトマトが写ってますね。
冒頭からスレッタが社歌を歌っていて、もうすぐミオリネを友情以上の形で好きになるんかなという感じがします。
会社設立から2ヶ月後の話らしいです。この2ヶ月間何があったか教えてほしいです。

スレッタ「ミオリネさんとエアリアルもうすぐ戻ってくるんです」
この会話の時、スレッタがとても嬉しそうで、ミオリネに関することで頬染めるの見るの初めてな気がしてます。
だいぶ進行してますね。

スレッタ「16日と12時間です」
ミオリネの出張時間を正確に話すのなかなかポイント高いですね。そんなに長く感じているのかな。

2.温室の世話を任される回想
ミオリネ「他に誰がいるのよ、頼んだわよ」
ミオリネに頼られて舞い上がった感じで嬉しそうなスレッタが印象的ですね。
(メタ視点ですが、こういうキャラ心情が場面の雰囲気に反映されていないシーンを見るとカバードピークかなと思ってしまい、今後の展開の落差を想像して恐怖を感じますね…)

3.義足の運用試験
スレッタ「ミオリネさんは前からやります」
ミオリネの話をするたびにスレッタがニヤケ顔になるので、冒頭の「ミオリネさんとエアリアルもうすぐ戻ってくるんです」の嬉しさはミオリネが半分は占めていそうだなという感じがします。
少なくともエアリアル(家族)と同じぐらいミオリネを大事に思っていそうですね。

4.クールホッツキーホルダー
ニカ「ミオリネへのプレゼントだ」
スレッタ「ミオリネさん、つけてくれますよね」
このシーンのスレッタ、他で見ない、好意と不安が混じった表情をしているのでとても好きです。これはミオリネのこと大好きだなと言う感じがしますね。

スレッタ「購買で見つけて一目惚れだったんです、絶対ミオリネさんに似合うって」
ニカ「頑張れ、花婿さん」
ここやばいですね、ニカから見てもスレッタがミオリネのこと花嫁として大事にしてるのが見て取れてそうですね。

5.良ければ今からでも地球にお送りしますよ
ミオリネ「遠慮しとく」
ミオリネ「会社作っちゃったからさあ、おかげでクソオヤジにもいちいち業務報告しなきゃならないし」
この辺嬉しそうな声で話してるのがちょっと面白いなと思います。11話での告白でも会社とデリングのことは出てくるので、直前で認められてたのもかなり嬉しかったのかなと思います。

ミオリネ「出張ばっかで授業には出られないし」
この辺は本当に面倒そうな表情してますね。授業に出られないと学校にも行けないので、スレッタとのコミュニケーションは減りそうです。

6.インタビューに出るミオリネ
オジェロ「向こうはサラブレッドでこっちは雑草だよ」
この雑草っていう表現が11話のスレッタの追いかけるシーンでも出てくるのでかなり気にしてたんだなと思っています。

オジェロ「笑い事じゃねえぞ、お前も遠くなる側だから」
スレッタ「そんなことないです」
チュチュ「うわ、言うねえ」
アリヤ「正妻の自信ってやつだな」
スレッタ「妻じゃないです、婿です」
地球寮メンバーにもスレッタのミオリネ好きは伝わってるんだなと思うシーンです。チュチュの言うねえの言い方、からかってるときのそれで大変面白いですね。

7.エラン5号
スレッタ「その…、ミオリネさんがいるから」
エランからのデートの誘いを断るシーンのスレッタだいぶかわいいですよね。
「嘘なんでしょ」の際のスレッタの表情の変化が好きです。11話でも出てくるので弾除けも気にしてたんですよね。落ち込むまでの過程が丁寧でいいですね…。

8.温室の業者
スレッタの慌てぶりが辛いですね。これまで数々の描写を重ねてきた温室なのでスレッタの心情は理解できます。
スレッタの声を聞いて奥のシャッターを開くミオリネって結構徹底してる気がしますね。なんで開けとかなかったのかちょっと気になりますね。
業者呼ぶだけ呼んで、見積もり終わるまでシャッター締めとくのかなりシュールじゃないですか?
13話を見てから思ったのですが奥でエランを雇う際の契約書書いてたのかもしれませんね。覗き込まれると困りそうではあります。

スレッタ「ミオリネさんの大切、私、任されたって」
ミオリネ「ありがとね、お疲れ様」
ミオリネはスレッタの仕事を減らしてあげたくて、スレッタはミオリネに大切なものを任されて嬉しかったんですよね。
価値観の相違からくるいいすれ違いだと思います。

ミオリネ「いいよ、デートして。同僚になるんだから仲良くやってよ」
ミオリネは作った会社のことで頭がいっぱいなのか、仕事目線で返事してる感がありますね。
4話でエランとのデートをめちゃくちゃ怒ってた気がしますが、最終的にスレッタがエランのこと好きだから後押ししてたし、エランを雇ったのもその辺込だったんでしょうか?
10話のラストのこと考えるとシャディクも選択肢に入るかなと思いましたが、シャディクはガンダムパイロットではないので選択肢から外してそうですね。

スレッタ「私、いなくてもいいって事ですか」
ミオリネ「そうね」
このミオリネのそうね、が、聞かれた言葉に深く考えずに返事をした感じなのが好きです。
そのあとのスレッタがエアリアルを取りに行く話より、ミオリネとのすれ違いのほうが思考を占めてて返事できてないのが面白いですね。
ここにきて、スレッタにとってエアリアルよりもミオリネが大きい存在になってるのが実感できます。

ミオリネ「あんたも来てよ。楽しみでしょ、久々にエアリアルに会えるの」
この温室のエピソードでのミオリネは始終スレッタがどう思っているかを予想ベースで話していて、スレッタの心情との乖離がうまく出ていて良いと思います。
ミオリネはスレッタと長いこと離れると心情読めなくなるんですかね。

温室の電気を消すところは資料見ながら出ていったので、手癖で消したんでしょうか?
ミオリネが出て行く時にシャッター閉めないので、他人が温室の奥に来るの嫌だったんですかね。

スレッタがキーホルダーを落とすのなかなかいい味出してますね。正直泣くのかなと思っていたので良い演出だなと思います。
そういえばスレッタは結構自己肯定感低かったんでしたね、…いいすれ違いですね。

11話

1.プラントクエタ行き宇宙船
不安のあまり張り切るスレッタ。
これってミオリネが頼ってくれていないと思ったからここまで落ち込んだんでしょうか? 地球寮メンバーからのバフはあんまり効いていない感じがしますね。
ミオリネと出会うことでスレッタも自信をつけてかなり変化していたんですね。
今までの描写を考えると、決闘に関してはミオリネに頼られ続けだったところもあるので、それがなくなると確かに落ち込みそうですね。2ヶ月間決闘もなかったので頼られる機会もなさそうだし。

ミオリネ「…ったく」
スレッタ「隠れちゃった…」
動物の影に隠れるシーン。スレッタがミオリネに会うのが怖くなっているみたいでなかなか面白いです。
本人もなんで隠れているのかわかっていなさそう。
ミオリネはこの時点でスレッタの様子がちょっとおかしいのに気づいていたんでしょうか? 変だなぐらいには思ってそうですね。
魔女ラジで「ミオリネも声かければいいのに」と話していた記憶があるので、ミオリネも温室のことでどことなく違和感を感じているものの、あえて声かけていなかったんでしょうね。

1.プロスペラとデリング
プロスペラ「株式会社ガンダムもいいカモフラージュになって」
これは間接的にミオリネを褒めてるようなものなので、7話での会社設立は本当に予想外だったんだろうなあと勝手に思っています。

デリング「今は私の計画だ」
クワイエット・ゼロはもともとプロスペラが持ちかけた計画なんですかね。
あれ、でもどこかの回で建造にノートレット(ミオリネ母)が関わってるとか言ってなかったっけ。
どれぐらい前から二人は共犯者なんですかね? プロスペラはノートレットと顔見知りだったりするんでしょうか?

2.弁当を食べれないスレッタ
スレッタ「ミオリネさんの…」
チュチュ「お前も来るか?」
スレッタ「いえ、大丈夫…です」
スレッタのコミュニケーション能力が下がっているのが散見されますね。
しばらくなかったどもりも出てきていて面白いです。
とはいえ勘違い自己批判でどんどんコミュニケーション能力が悪化するという感じでもなく、ミオリネとのやりとりで低くなったままの自信でプラントクエタで作業している気がしています。

3.ニカとミオリネ
ニカ「スレッタとなんかあったんでしょ?」
ミオリネ「こっちが悪いみたいに言わないで」
ミオリネは温室を後にした時点でなんか様子おかしかったなと思ってそうですね。

ミオリネ「スレッタは?」
ミオリネ「ったく、どこ行ったのよ、あいつ」
理由を聞かなきゃなぐらいは思ってそうですね。よかった。

4.プロスペラとの電話
ミオリネが聞いていた電話の範囲を下記と想定します。(ドア越しにプロスペラの声は聞こえないだろう想定)
スレッタ「私、怖くて…みんなが」
スレッタ「それ、勘違いだった、私が調子に乗ってただけ。ほんとはなんにも任されてなくて、誰からも必要とされてなくて」
スレッタ「そうじゃないけど、でも、そう見られてるかもって思ったら、楽しかったことが、好きだったものが全部ひっくり返って、今は怖いの」
スレッタ「変だよね、そんなつもりなかったのに」

ミオリネ「全部聞かせてもらったわ、こんなところであんたなに寝言(ねご)ってんのよ、そんなの言わなきゃわかるわけないでしょう!」
アマプラの字幕だと寝言ってると書いてあります。寝言は寝て言えの寝言を指してるとしたら、何ふざけたこと言ってるのよ、という意味なんでしょうか。
ミオリネは地球寮メンバーがスレッタを必要としていて、頼りにしていることもわかってそうですね。
まだBDと見比べていませんがそのうち見比べてみようと思います。

スレッタ「言いたいことないです~!」
ミオリネ「うそつき!」
逃げて嘘をついているスレッタをミオリネが追いかけるシーンすごく好きです。
スレッタの嘘はミオリネの周囲の人物のそれと違ってわかりやすいのでいいですね。
あとミオリネが逃げるスレッタをちゃんと追いかけるところがいいですね。スレッタとは仲直りしたいというのが伝わってきます。
ミオリネは今後の展開でも、他の人間にはどれだけ誤解されててもさほど訂正していなかった記憶があるので、二人の問題修復のために動くのはなかなかポイント高いです。

ミオリネ「待ちなさいよ! この…体力…オバケ…」
スレッタ「あっ、ミオリネさん、大丈夫ですか?」
ミオリネが辛そうにしてると立ち止まって戻ってくるの、スレッタがミオリネを気にかけているのが伝わってくるのと、ほんとに単純すぎて好きです。いい子だな。

5.告白シーン
ここはちゃんと考えたいのでセリフを書き抜いていきます。

ミオリネ「捕まえた」
スレッタ「ひ…、卑怯です」
ミオリネ「賢いって言いなさいよバカ」

スレッタ「バカ、だから、任せてもらえないんですか?」
最初にスレッタの口から「任せてもらえない」が出てきたのはスレミオポイント高いですね。
他の地球寮メンバーからはスレッタから仕事を取り上げるシーンはないので、よほどトマトと(ついでにテスター採用)の件が引っかかっていたのかなと思います。

ミオリネ「はっ?」
スレッタ「私、使えませんし…、雑草ですし」
雑草ですしの、タイミングでミオリネが顔を上げてますね、知らない単語に反応してるんでしょうか。

スレッタ「弾除けですし」
弾除けに反応してまばたきを二回するミオリネを見ていると、学校で噂されているであろう(結婚したくないミオリネの)弾除けの意味が分からないわけないと思うので、スレッタにそう言われたのは不本意なんだろうなと思います。

スレッタ「チキンオーバー食べれなくって、みんなに足りないって…言えなくって」
ミオリネ「何のこと?」
この辺のことはミオリネからすると本当にわからないので顔を覗き込んでいます。描写されてませんが、スレッタは目をそらしてそうだなと思いました。

スレッタ「こんなことなら、来るんじゃ…なかったです」
スレッタに肩を掴まれて、拒絶の予兆を感じとっているような表情が変わるところ結構好きです。
突き放されてすぐスレッタの手を掴むミオリネ。ショック受けるでもなく捕まえて問いただせるのがいいですね。
ちゃんと本音を言い合える関係になっていっている気がします。

ミオリネ「何、卑屈になってんのよ、いつものやつはどうしたのよ、進めば2つなんでしょ?」
進めば2つ、でミオリネが力を込めているのを見ると、この言葉自体がミオリネにとっては結構大切な存在になっていそうですね。

スレッタ「できない…、です」
ミオリネ「なんでよ!」
この辺、ミオリネがあからさまに不満そうで好きです。

スレッタ「いつもできるわけ…じゃない、進むの…、いつも怖くて、だからカンバって、唱えて…るのに」
このときのミオリネの表情、よく読み取れないのですが、視線をそらしているスレッタを心配しているようななにか言いたいような絶妙な表情ですね。
ニカが言っていたことが当たっていそうなのでスレッタの心情を観察しているんでしょうか。

スレッタ「ミオリネさん…みたいな人には、わからない…です」
わからないですのところでスレッタが更に視線をそらすのが、スレッタ自身もミオリネのことわかってない感じでとてもよいですね。
スレッタ「絶対」
いいかけてる最中にミオリネが手刀振り下ろすので、よほど腹が立ったんでしょうか。

ミオリネ「このバカ!」
スレッタ「ま…、またバカって」
ミオリネ「勝手に私のことわかんないでよ!」
スレッタが頭抱えたまま、ミオリネに意外なことを言われて驚いてるのいいですね。

ミオリネ「うんざりなの! 決闘もクソおやじも! だから逃げたかったのに、地球に行きたかったのに」
スレッタの胸に顔をうずめてスレッタを殴ってるシーンすごく好きです。

スレッタ「あの、なんの話…」
ミオリネ「あんたが花婿なんかになっちゃったから」
スレッタの表情を見るとこの辺でようやく自分のことを話していると気づいていそうな感じがしますね。
(どうでもいいですが、例の結婚騒動の直後にこのシーンの切り抜きを見たのが初水星の魔女でした、それからすぐ水星の魔女を見始めたのでかなり思い入れがあります)

ミオリネ「バカみたいに進めば2つっていうから、会社作るはめになって、クソおやじにちくちく小言言われて、頭下げて」
スレッタ「すいま、せええーん!」
ミオリネの拳がみぞおちに入って悶絶するスレッタかわいいです。

ミオリネ「あんたが一番分かってない!」
ミオリネ「良かったって言ってんの!」
スレッタ「え?」
ミオリネ「私が逃げなくてよくなったのは、あんたのおかげなの! だから」
背中に手を回すミオリネと驚くスレッタ。

ミオリネ「私から逃げないでよ、言いたいことあったら言ってよ、いつもみたいに鬱陶しく進んできてよ」
野暮な気もしますが、この辺のガラスに当たって止まる描写、スレッタがミオリネの想いを受け止めた感じが好きです。

スレッタ「ミオリネさ…」
ミオリネ「任せてくださいって、私に言ってよ」
スレッタ「あっ…」
スレッタ「いいん…、ですか? 私で」
ミオリネ「言って!」
この間に一瞬間があるのがスレッタがミオリネの気持ちに答えることに対してのためらいが感じられて好きですね。
自分がミオリネの気持ちに答えるのに相応しいのか

スレッタ「はい…、任せてください」
ここからガラスから押し戻されるのがミオリネへ思いを返してる感じがして好きです。

ミオリネ「ずっと、そばにいて」
魔女ラジで Lynnさんがこのセリフはミオリネにとって一番重要だったと思っているというようなことを言っていますが、12話のスレッタとデリングを見てると、確かにずっとそばにいてほしい人ができたんだなという感じがしますね。

スレッタ「はい…、います」
ミオリネ「決闘も負けないで」
スレッタ「負けません、絶対」
ミオリネ「あと、トマトに培養土足しといて」
スレッタが急に流れが変わったなって顔から驚いているの好きです。

スレッタ「はい?」
ミオリネ「日照パターンはアンデスモデルにして」
ミオリネがスレッタをトマトの世話から解放したのが一番ショックだったことを薄々把握していたのでしょうか。
当日はとても忙しそうだったのでスレッタへの対応を後回しにしてしまっていたけれど、気にしてはいたみたいでいいセリフだなと思います。
ミオリネがこのあと業者にキャンセルの連絡入れるんだよなと思うとちょっと面白いですね。

ミオリネ「部屋、週に2回掃除しといて」
このシーンでスレッタがうへえって顔してるのが好きですね、このあと掃除してるシーンあんまりなかった気がするのですが(温室壊れるし)一応確認しておきたいです。

ミオリネ「メールは一日三回送って」
ちょっと声が震えてて好きです。魔女ラジでめんどくさい彼女感を出したと聞いていますが、めんどくさい彼女みたいで好きです。
スレッタが瞬きしてミオリネを見るのも驚いてる感じで可愛いですね。付き合ったって判断していいですかね。いいですよね。します。
17話の朝を迎えにミオリネの部屋を訪れるスレッタや結婚まで考えていたスレッタを見てると、プラントクエタが襲撃されてなきゃ付き合ってると思うので実質付き合ってますね。

スレッタ「ミオリネさん、泣いてます?」
ミオリネ「見ないで」
言われて強く抱きしめるのミオリネって感じがしてめちゃ好きです。
ミオリネが泣くのは、記憶が確かならここと、23話のパーメットスコア上げと、24話のスレッタが返事をしなかった時だけだったと思うのでめちゃくちゃ希少ですよね。
このシーンってどういう心情で泣いているのがちょっと気になっています。
受け入れてもらえて自分も答えたから安心して涙が出てきたのか、自分でもよくわからないのか、スレッタの誤解が解けて落差で安心して涙が出たのか。
一番最後の解釈だとスレッタを失うことはミオリネにとって自分の身に降りかかるなによりも耐え難いことだったりするのかなと思えていいですね。

スレッタ「でも…」
ミオリネ「私の言う事信じられないの?」
ようやくミオリネを抱き締めるスレッタ。
スレッタ「信じます、私、花婿ですから」

このシーンを見ているとやっぱり襲撃される前の心境と同じなら、スレッタの中で付き合ってるに近いものと考えていい扱いをされてる気がしますね。

5.告白シーン 補足
ところでこのシーンって、レンブラン語を取り払うとミオリネは何を伝えたかったんでしょうか?(わかるけど整理したい)

「あなたが花婿になってくれてよかったって言ってるの」
「あなたが花婿だったからお父さんに立ち向かえた」
「あなたを守るために前に進めた、会社だって作った」
「私が地球に逃げなくてよくなったのはあなたのおかげなの」
「ずっとそばにいて」(本心)
「私の婚約者でいて」
「トマトの世話も任せるから」
「苦手なことは手伝って」
「恋人になって」

大人数の前での即興プレゼンよりスレッタに素直に思いを伝えることのほうがミオリネにとって困難なの不器用で好きですね。とても複雑でいい性格してると思います。何回も見る楽しみがありますね。

6.プラントクエタ襲撃
ミオリネ「だっさ」
スレッタ「え? 可愛くないですか?」
ミオリネ「どこが。でも、まあ、あんたからもらったって感じするわ」
クールさんのキーホルダーを見つめているミオリネここまでで過去一優しい表情をしていて好きです。やっぱさっきので付き合ったのでは?
直前にあったであろう、抱きしめあったあとに、名残惜しくもなんとか離れて、みんなのところに帰る話しして、キーホルダーを渡すやりとり、めちゃ微笑ましいと思うので見せてください。

隔壁でスレミオが分断されるシーンでスレッタがこちらに向かっているのをミオリネ視点で見れるのいいですね。
ミオリネ的には思いを伝えた直後に分断されててスレッタが自分のことを心配しているのはわかっていますからね。

12話

1.ソフィの攻撃を受けるスレッタ
衝撃でミオリネが飛ばされてスレッタの心配してるときの表情好きです。
シャッター降りた直後だしスレッタの安否がわかるまでミオリネのストレスすごそうですね。

2.デリングと合流するミオリネ
デリング「その格好はなんだ、避難時はノーマルスーツが鉄則だろう」
このセリフ、レンブラン家っぽくていいですよね。なんだかんだミオリネの身を案じているし、ミオリネのこれまでの行動を容認していることと、初期のクソ親父ぶりを比較すると楽しくなってきます。

そういえば7話での株式会社ガンダムの事業計画は、8話でシャディクが話していた二人で過去に出した事業計画と違って否定されていないんですよね。
クワイエットゼロのことがあるとはいえ、2話でスレミオを離そうとしたとは思えない容認ぶりですね。
それを踏まえても直前のスレッタがミオリネの心配してたことを考えると、落差で怒鳴る気分もわかります。このシーンはなんか好きですね。

3.エアリアルの方へ向かうスレッタ
スレッタ「78ハンガー、エアリアルと一緒なら、ミオリネさんを助けられる」
プロスペラが言っていた通り、始終ミオリネの心配をした結果、スレッタはエアリアルのもとへ向かいます。
この辺のスレッタはミオリネを助けたい一心なんですよね。プロスペラの予想通りの結果になっていますが。

4.デリングが重症を負う
デリング「二人で決めた、何かあれば、どちらか…だけ…でも」
ミオリネ「言い訳なんか聞きたくないわ、なんで一緒に逃げなかったのよ」
けが人に怒鳴りつけるミオリネちょっと好きです。ノートレットさんが亡くなったのってデリングと一緒にいたときの事故かなんかなんですかね。

「何かあったときに生存確率の高い方法をとる」という約束する両親のもとに生まれた娘、そのことが娘に伝わってないのちょっとおもしろくないですか。
どっちかが生きていればミオリネを守れますもんね。デリングがそう思っていたのかはわかりませんが、23話の管理者パスワードを見てるとノートレットは少なくともそう判断して同意してそう。

しかしノートレットが亡くなったのって7話を見る限り、ミオリネが小学校高学年、10歳ぐらいなんですかね? ヴァナディース事変が21年前、スレッタが17歳で4年の空白がありますね。
ゆりかごの星によるとスレッタが6歳のときにプロスペラはしょっちゅう地球へ行っていますが、その頃からプロスペラはノートレットと交流があったのでしょうか? ノートレットはアーシアンですしね…。

エリクトが6歳の誕生日にエアリアルに取り込まれたんなら、襲撃後2年なので、リプリチャイルド作る際にノートレットを知り合う可能性はなくもなさそうですね。
クワイエット・ゼロって何年計画なんですかね。襲撃されて3年ぐらいでノートレットのクワイエットゼロの構想を取り込んだのなら凄まじい執念ですね。(うろ覚えなので該当話まで進んだら修正します)

とりあえずミオリネの方が年下なので、スレッタが生まれたのに合わせてミオリネ産むわけないとは思うので同学年なのは偶然そう。
この世界は戸籍なさそうだし、スレッタの出生年月日を偽るのは容易そうですが…そこまで来るとスレッタが可哀想だけど、それはそれで面白い気はします。

5.殺人を受け入れるスレッタ
78ハンガーに到着したスレッタがテロリストに殺されそうになるシーン、スレッタは殺されそうになったことと、プロスペラが人を殺したことで震えています。
この時点ではまともな倫理観はあったはずです。

プロスペラ「そしてもう一つ、スレッタがエアリアルと戦ってくれたら」
このシーンのスレッタの瞳孔が揺れる表現いいですよね。
スレッタとプロスペラの間にある血液が倫理観の対比になっていて、プロスペラはあちら側なんだなと無意識に思わせてくれます。

しかし、このシーンってスレッタはプロスペラが言うように、本当に怖くて傷つきたくないと思ってたんでしょうか?
人を殺すことが、奈落に落ちるみたいな感覚があって怖かったりしたんでしょうか?

プロスペラ「あなたとエアリアルなら、お母さんもスレッタもミオリネさんもみんな救われる」
このあとのスレッタの「進める、進んできた」で、床の血糊を踏むの、倫理観を踏みにじってる感じがしていいですよね。倫理観がまともあればただ前に進むだけのシーンでふつうは踏みませんよね血糊。
しかも進んだあと笑いますよね。

絶対このあとろくなことしないですよこれ。最高ですね。
ミオリネのために人が殺せるようになってしまった。

こうなると、この過ちを精算できるほどの酷い展開が待っているはずなので心が踊りますよね。
このあとの12話Cパートと17話、18話はこの過ちを精算するだけの強さ(苦難)を持っていたと思います。
個人的には、このエピソードのうちのどれかでも一つ欠けているとスレッタがミオリネと結ばれるのはちょっと違和感があります、全部の苦難を味合わないとシーズン2(特に17-22話)で受るミオリネの怒涛の苦難とつり合いません。
スレッタとミオリネが同じぐらいの重さの罪を経験して(心情も理解できると思うので)結ばれるのは納得できるなと思っています。支え合えますしね。

(強いて言うならグエルはもっと困難が重く、罪の種類も違うので、作中に出てきてないけどもっといい人がいるんじゃないかなと思っています。幸せになってくれよな…。)

6.人を潰すスレッタ
初めに断っておくと私はCパートがあることに気づかず、誤って飛ばして最終話後に視聴したので、ミオリネの心情がよくわからない可能性があります。がんばって憶測交えていこうと思います。
ちなみにこれを飛ばすとスレッタがいい子にしか見えないまま最終回を迎えるので、できればちゃんと見たかったです。

ミオリネ「絶対助けてやる、病院のベッドで一晩中罵倒してやるんだから」
コマ送りすると一瞬涙が光っているように見えます、汗かもしれませんが、人間らしくていいですね。
テロリストに銃を向けられて慌ててデリングをかばい、衝撃に怯えるミオリネとても好きです。

テロリストを叩き潰すスレッタ。
ミオリネの表情を見ると死への恐怖からスレッタが人を殺したことに対する恐怖にシームレスに変化していっていいですね。
(エアリアルが助けに来た時点でホッとしたようなカットがあるとかなり耐え難いシーンだと思うので、存在してなくてよかったです)
スレッタがエアリアルから降りてきて滑って手を血染めにするの、ミオリネからするとなんも意味分からなくていいですね。
血まみれの手を差し出すシーンは、魔女ラジで市ノ瀬加那さんが言うように本当に手に血がついてることに気づかなかったんでしょうね。
倫理観が欠落した好きな人を見て怯え、拒絶する、血液を浴びたミオリネ、とても可愛いと思います。

ミオリネ「なんで、笑ってるの?」
魔女ラジによると市ノ瀬加那さんはいいことをしてるから、褒めてというような気持ちで演ったと聞いています。

気になっているのは、このあとどうやってデリングを移動させたのかですね。
血が付いてるところが問題だったのかなと思って、その場で謝っている間にミオリネがなんとか正気を取り戻して、二人でデリングを安全な場所に移動させたのかな。
ミオリネからするとスレッタの行動は不安だけど、デリングの容態のが心配だし。エアリアルには3人も乗らない気がします。
ミオリネはあんまり喋らなくなりそうですね。怖いし。

しかし、こんな殺し方したらめちゃくちゃ内蔵飛び散ってそうだし、この話を見た後は、ミオリネここからよく結婚できるぐらいまで好きになれたなと関心しましたね。シーズン2(13-22話あたり)でいろいろあって強くなったんでしょうね。
グエルですら15話で死体見て吐いてたのでアスティカシアの子たちはあまり死体耐性なさそうですね。

同じくあまり死体耐性なさそうなミオリネが夢に見ないかとかPTSDにならないかとか心配でしたが、16話のミオリネを見てると死体を見たことよりもどちらかというとスレッタが人を殺したことの方を気にしていたみたいなので安心しました。
強い子だなあ…。
スレッタはゆりかごの星を見る感じ事故が多い現場だったみたいなので見慣れてそうですね。

【水星の魔女】スレミオは本編中どこまで関係が進んだのか13話-17話へ続く。