【水星の魔女】スレミオは本編中どこまで関係が進んだのか1-7話

概要

2週間ぐらい前に水星の魔女にはまって3周してしまいました。今4周目を見ながらこの記事を書いています。
スレッタとミオリネの関係が好きすぎてやるべきことに手がつかず、第1シーズンのBDを全巻買ってしまったので、スレミオが何話でどこまで進展しているのか勝手に整理しようと思います。
(ディスク替えるのがめんどいのでアマプラで延々と再生しています)こんなにハマるとは思わなかったです。
スレミオが好きすぎて日常生活に支障が出てきたのがこの記事を作成している主な原因です。はやく挙式見せてくれ。

※『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のネタバレしかないと思うのでその辺はよろしくお願いします。
※すべて個人の感想です、よろしくお願いします。
※放送版を見て書いているので、BDで修正等があれば更新しようと思います。

水星の魔女のざっくりした感想

百合(女性同士の同性愛作品)は2000年ぐらいから好きですが、正直こんな美味しい百合が見られる日が来るとは思ってませんでした。生きててよかった。

フィギュアとスレミオガンプラ買いました。ミオリネめちゃくちゃ好きです。素直じゃないのにいつも怒ってて可愛いと思います。
スレッタを守るために思い切った決断をする彼女は大変かっこいいし、スレッタはそんなミオリネを支えて戦えるだけの強さがありますね。
今も机の上ではスレミオが手を繋いでいます。うーんかわいいなー。

水星の魔女はそこそこ辛い展開が多いのもいいですね、スレミオ以外だとニカとセセリアが特に好きです。
百合も好きですが暴力もそこそこ好きなので、12話Cパートも血液大好きだし倫理観が欠落したのを見てショックを受ける百合めちゃ好きなので楽しかったですね。
そういう人間の感想です。

スレミオはどこまで進展したのか

プロローグ

エルノラ(スレッタの母親)が出てくる回ですが、彼女の同僚のウェンディとナイラがめちゃ仲いいのでスレッタの母親は娘が同性に惹かれるのもあり得るとは認識していそうです。
これは重大なことです、プロスペラが思想上の理由でスレミオの仲を引き裂くことはないと考えてよいと思います。私がそう判断しました。

ゆりかごの星

ゆりかごの星を聞いてると水星にはご老人が多いそうです。
1話でミオリネがスレッタに「私の婚約者の証でもある」と発言した際のスレッタの「で…でも私、女です…けど?」の発言を聞いていると水星の老人たちの世代はお堅いのかもしれません。
子供もいないレベルということで、人口も少なそうなので周囲に同性愛者がいなかったんだろうなとは思います。

1話

全部書いていると終わらないので気になるイベントをピックアップしてコメントしていこうと思います。

1.学園を脱出すべく、宇宙に投げ出されていたミオリネをスレッタが救助する
> 銀髪の髪に、銀色の目――スレッタは思わずその子に見惚れてしまう。
小説版によるとスレッタは宇宙に漂っているミオリネに出会った時点で見惚れていたようです。水星には子供が皆無だったようなのでいきなりこんなレベルの高い容姿の同い年を見ると性癖破壊されそうな気はします(憶測)
個人的には二人の出会いは最悪というわけではなさそうに見えました。ミオリネからは「責任とってよね!」とめちゃ怒鳴られていましたが。あのあとどういう雰囲気で学園に帰ったのか気になります。

2.決闘に巻き込まれそうになり、ミオリネがスレッタの手を取って逃げる
モビルスーツを使ったグエルの決闘に巻き込まれそうになり、ミオリネに手を取られます。
二人は逃げる最中に転んでしまうのですが、ミオリネがスレッタを押し倒す形になっていて、おっ、(百合的に)信頼できるのではと思っていました。
ラブコメならキスしている倒れ方ですよね。

3.グエルがミオリネが婚約者であることを知る
この時点ではスレッタは「決闘の勝者であるホルダー=ミオリネの婚約者」とは知りません。
最終的にグエルに勝ってホルダーになった場合、ミオリネを助けようとして戦って勝っただけの(ミオリネからすると総裁の椅子に興味ないのに)助けてくれた人に映りそうな気がします。

4.ミオリネの大事なトマトをもらう
2話あたりでフェルシーやペトラに「触ったら殺す」とまで言っていたトマトを、スレッタは1話の時点でもらって食べます。ミオリネにとってのトマトの重さを考えるとかなり心を許してそうな雰囲気だなと思いました。
スレッタがトマトに興味を持つことがミオリネの大切なものに興味を持つことと繋がったのかなと思っています。
小説版を見るとおいしいという言葉がスレッタから発せられるとなぜか信じられたようです。
7話の時点ですらニカからの褒め言葉を受け取れなかったミオリネのことを考えると結構すごい描写な気がします。

5.ミオリネと母親の話をする
マザコンが見え隠れする百合は信頼度高いですよね(偏見)。お互い、母親を同じように大事にしている、価値観を同じくする人間だと判断されていそうなのでミオリネ的にもスレッタ的にも好感度が上がりそうですが、ミオリネは母と死別しているため暗い気持ちになっているようです。

このあとスレッタを温室付近から追い出すためとはいえ、生徒手帳(スマホ)に学園マップを登録してあげているので、何かしてあげたくなる程度の存在にはなったようです。
7話でシャディクが「ミオリネが人のためになにかするなんて」とか言っていたと思います。そう考えるとスレッタとの距離が縮むの早くないですか?

6.グエルがミオリネの大事な温室を壊すので、スレッタが叱り、ミオリネへの謝罪と退学を賭けて決闘することになる
ミオリネが入らないでと言ってる温室に勝手に入り、暴れて壊すグエルに対し、スレッタはグエルに震えながら立ち向かい、モビルスーツでの決闘を行うことになります。
小説版7話のシャディクによると、ミオリネの孤独っぷりは「隣に誰か人がいたとしてもシャディクぐらい」だったようなので、周囲の人間がことごとくミオリネへ関心を持たない中、唯一守ってくれたのがスレッタぐらいの意味を持っていそうです。

個人的にはスレッタがグエルの尻を叩いたのを見たときの、ミオリネの驚いているような、何か信じられないものを見たような表情の変化がすごく好きです。
「ミオリネさんに謝ってください」という発言の際にミオリネの表情が写っているのもちょっと面白いです。このあたりはミオリネの心情メインで描かれている気がします。

7.グエルとの決闘に勝った結果、スレッタはホルダー=ミオリネの婚約者となる
エアリアルを強奪したミオリネがスレッタに頭突きされてコクピットに二人で入ってるシーンめちゃ好きです。ミオリネをお姫様抱っこで抱えてるみたいで楽しいですね。
小説版によるとミオリネにとってもスレッタの表情は「迷いが晴れたような凛々しい表情」として写っているようなのでこれで勝たれたら好きになりそうだなと思います。

そして勝利後の会話。
ミオリネ「この衣装は決闘の勝者、ホルダーの証よ。そして、私の婚約者の証でもあるわ」
スレッタ「で…でも私、女です…けど?」
ミオリネ「水星ってお堅いのね、こっちじゃ全然ありよ」
ミオリネ「よろしくね、花婿さん」
勝利後に名前を覚えているのと、「こっちじゃ全然あり」の発言はかなり好きです。小説版のオリジナルエピソードによると、グエルより前の婚約者は女性の友人だったので本人としてもスレッタはありなんでしょう。
なんか「水星ってお堅いのね」のミオリネの目を見てたら品定めしているようにも見えなくもないなと思えてきました。
1話目なのにすごく百合的に期待できて感動のあまり8回ぐらい見た記憶があります。

個人的には婚約者の関係になる百合はかなり好きなんですけど役割固定に映るのか設定が難しいのかわかりませんが、あまり見かけないんですよね。
相手に相応しくなるために無理して頑張るのが楽しいと思うんですけどね。とにかくすごく期待できる第一話でした。

2話

1.スレッタがガンダムを使用した嫌疑で拘束され、退学の危機に
ミオリネ「戻ってきたら言っとく、余計なことしないでって」
戻ってきてくれるって信じているあたりが好きですね。フェルシーにスレッタが退学になると聞かされたときの瞳孔が揺れているのも好きです。
外には現れにくいものの、あからさまに動揺していて、ミオリネの中ではしばらくはスレッタといられるだろうとは思っていたのかも。

2.シン・セーはベネリットグループ内ではほぼビリの成績
マルタン「よくこの学校に入れたな」
スレミオと直接関係ないんですが、この発言は結構重要だと思っています。
この学校はスレッタの学籍番号から察するに、各パイロット科だけでも1学年学年40人程度しかいません。ベネリットグループ全体でどれだけ会社があるのか確認できていませんが、よく入れたなというぐらいなのでビリに近い状態だと、誰かの支援がないとよほど難しい金額なのでしょう。

初回に見た時はそうなんだと思っていましたが、10話でプロスペラ(エルノラ)とデリングが協力関係であることが明かされるため、クワイエット・ゼロの関係でデリングの支援でアスティカシアに入れたのなら納得です。

それを踏まえたうえでですが、1話より(なんならゆりかごの星より)前からプロスペラとデリングが繋がっているのであれば、ホルダーとして「ミオリネとスレッタが婚約者同士になる可能性」があることをデリングとプロスペラは予想がついたはずです。
にも関わらずデリングはなぜ2話でミオリネに「学校を退学させ、花婿もこちらで用意」しようとしたのでしょうか?

完全に予想ですが、前述した婚約者ともミオリネは引き離されていること、ミオリネがデリングを(なんの媒体だったか忘れましたが、CDかな?)頭が堅いと称したこと。
本編での「決闘で勝ったのはスレッタよ」「クソ親父が用意した男なんかと絶対結婚しないから」という発言を考えると、デリングはミオリネが女性と結婚するのを反対してそうだなと思います。

個人的に「決闘で勝ったのはスレッタよ」のバチバチに怒りに満ちた声色も好きです。ミオリネさんめちゃスレッタ大好きじゃん…。

3.地球へ脱出しないミオリネ
ここは初見のときにミオリネは地球に行くのかな(どうやって話し展開させるんだ?)と思っていたので、ミオリネが審問会に行くのはちょっと意外でした。初見視聴者目線から見るとそこまでスレッタとの関係に思い入れがあるとも思っていなかったからです。

ミオリネが本当に地球に脱出したいんなら、どうせ逃げるのだから、別にホルダーが誰でも構わないはずです。あと、ここで逃げればミオリネの願いは叶うのです。
でもそうしなかった。

今では、逃げないでスレッタを助けたいと思うだけの何かが彼女の中にすでにあったのでは? と思っています。
11話の告白シーンで「あんたが花婿なんかになっちゃったから」という台詞もあるので、きっかけの一つではあるでしょう。

父親の鼻を明かしたいというのもあったかもしれませんが、それだけなら以前からいつでもできたと思うので、このタイミングで直談判するのは不自然です。
やはりスレッタが困っていることがミオリネの行動に繋がったのかなと思います。更に自分の将来をスレッタに預ける選択をしている点も考えると、相当高い信頼がすでにあるように思います。
ミオリネは4話ではスレッタに「自分のために生きればいいじゃん」と言っているのですが、この選択ができるのは自分のために行動していない感じがしますね。

4.ヴィム(グエル父)を脅すプロスペラ
3話で明かされますが、1話のデリング暗殺を2話の時点でプロスペラが知ってるんですよね。
初見だと経緯がわかりませんでしたが、デリングから直接聞いたのかなと思います。
そうなると、審問会にミオリネが乗り込まなくてもおそらくなんだかんだスレッタとエアリアルはパーメットスコア上げのために学園に残ることになったんだろうなと思います。
なので本当に審問会への直談判はミオリネがスレッタといたいがためのイベントになるのではないでしょうか。
プロスペラからすると意外な展開だったのかもしれません。

5.審問会に乗り込み、スレッタを婚約者として認めさせるミオリネ
そうなると審問会にも気になることがあります。
この時点ではデリングはエアリアルを廃棄してスレッタを水星に送り返すと話しています、このあとヴィムが発言しようとしているので、そこで考え直してガンダムを認めるような筋書きだったのではないでしょうか? デリングが直接認めるのは関係者からすると違和感がすごそうですしね。

なのに、ミオリネが来て「決闘で勝ったらスレッタを私の婚約者として認める」と言ったせいで話が面倒になったような気がします。
これ負けてたら負けてたでデリングが「やっぱシン・セーのガンダムは使いもんにならんなクワイエットゼロはひとりでやろ」ってなるのかもしれませんが。

しかし、デリングとプロスペラが繋がってるならミオリネの婚約者がスレッタでも困らないはずなので、ミオリネにアスティカシアを退学させて婚約者用意する必要もないのでは?
とも思いましたが、自分が前に死に追いやった家族の子供と同じ学園にいたらいつかミオリネもそのことを知る可能性がある(なんなら殺されるかもしれない)と思うと退学させたくなる気もします。

デリングはミオリネが本気なのを感じ取ったのか、決闘でも負けたからなのか、娘は被害者の子が好きで、かつその子がホルダーであるかぎりは娘を殺す可能性低そうと思って放置しているのかな、とか思っています。
これ以降、デリングがミオリネに婚約者を用意する会話はないですしね。

しかしスレッタが拘束されている部屋に転がり込んでくるミオリネ、勢いがありすぎて壁にぶつかってるので、スレッタをめちゃくちゃ心配してそうですね。

6.感想
数日前にできた友情のために前から計画してて前金も払った自分の脱出計画を潰せるなんて、無理だなあ。かっこいいなほんと。と地球脱出のあれこれを見るたびに思います。絶対高いでしょ地球への料金。

審問会でペイル(エランの会社)へのエアリアルの技術情報提供の話が出てたので、この時点でなんか裏で色々話したりもしてそうですねプロスペラ。
個人的にプロスペラ好きです。強くて。柔よく剛を制すみたいな振る舞いしてますよね。

3話

1.決闘に勝って
ミオリネ「この決闘絶対勝って、あんたの退学と私の結婚がかかってるんだから」
スレッタ「嫌…です」
ミオリネ「はあ? 一緒に戦う流れでしょ!」
この辺のミオリネさん、スレッタが自分を好きで(お願いを聞いて)いてくれる自信があったのかなと思うとちょっと面白いですね。

スレッタ「不倫、は、ダメです」
スレッタはミオリネと結婚する自覚はあるんだと思いました。

ミオリネ「結婚できるのは十七歳からでしょ。だから、私の誕生日まで結婚はおあずけ」
もう二年生だし半年とかそんなもんしか時間ないと思うんですが、ますます逃げなかった理由が気になっています。
何月ぐらいなんですかねこれ、チュチュが1年生にしてはめちゃくちゃ幅利かせているのと、スレッタは編入なのもあって、4月じゃないような気がするんですが、気になっています。
トマトは温室管理なので何も参考にならなそうだし。

ミオリネ「私は必ずここを脱出して地球に行く。あんたはそれまで花婿でいて。これは取引よ」
脱出するまでの間いろいろ言われたくないからスレッタに花婿でいてほしかったんだなと表面上は納得できるぐらいのセリフではありますが、それならスレッタといるタイミングじゃなくても脱出できたのではと思います。

11話での告白を踏まえると、スレッタがいたから、今回は地球に逃げるのではなく進んで父親と戦ってみようと(無意識にでも)思ったのかも。
正面切って父親に反論したのはこのときが最初だったんでしょうか? なんかたまに聞く過去の話だと、色々なことを大人しく辞めさせられてるような印象がありますが。

2.ヴィムを脅すプロスペラ
ヴィムのデリング暗殺をネタにプロスペラが脅していたことがわかります。
あとサリウス(シャディク養父)がデリングがガンダムを容認したことを疑っています。
これを考えるとプロスペラは1話より前からデリングのクワイエットゼロを手伝っていたんじゃないかなと思っています。
(追記:実際そうでした)

3.温室に入れてもらうスレッタ
温室に肥料を持ってきたスレッタはミオリネに温室に入れてもらいます。
魔女ラジで温室はミオリネの心の暗喩かもと言っていたのを聞いていますが、そのことを踏まえると本当にスレッタが花婿なんかになっちゃったのはミオリネにとって大きそうですね。

この時点で2回目の決闘はまだなことを考えると、ミオリネはかなりスレッタに心を許していると考えます。最終話まで温室に入れない人間が大半なこともありますしね。
さすがにお金まで払った念願の地球行きをスレッタのために破棄しただけの信頼はあるんだなと思いました。

スレッタ「あ~私達、親友ってこと?」
友達を飛ばして親友発言が出てくるのすげーなって思いました。スレッタの中では友達じゃないんですねすでに。
ミオリネが「はぁ?」と返すのはどういう意味なのか測れませんでしたが、会って数日で親友と言ってくるスレッタに対しての「はあ?」なのかもしれません。
「はぁ?(婚約者でしょ?)」の可能性もあるか‥。

エランが来て嫌そうにスコップ引っ掻いてるミオリネも可愛いですね。小説によるとスコップに栄養剤をはめているようですが、いつ知り合ったのか怪訝に思っている表情が面白いです。
見ている分には、なんや嫉妬か? となります。(私がそう判断した案件)
やりたいことリストの話で「デートする」をミオリネが上げたあたり、無意識に自分がエラン4号より深くスレッタを知っていることをアピールしたかった気もします。

4.決闘の宣誓
前回の決闘は無効になったので前回と同じ「ミオリネさんに謝ってください」をかけるスレッタを見ていると律儀だなと思います。
しかし前回宣誓してないですよね。決闘委員会所属だしグエルが勝手にやったのかな?

5.決闘
ミオリネ「スレッタ、私の番号も登録しといたから」
エランとスレッタの番号交換見てたミオリネがあからさまに不機嫌な態度しているのが面白いです。

小説だと勝手に登録されて不満そうにしているスレッタの表情を見ても謝らないミオリネという複雑なものが見れて面白いです。
まだこの時点では友達はこういうものではなさそうと思っているので、ミオリネの一方通行のようです。
ミオリネ、スレッタのこと大好きじゃん…。

決闘中、スレッタが「ミオリネと学校に残る」と口に出しているのはちょっと意外でした。
どこかの回でミオリネと会えなくなるのは寂しいと言っていたと思うので、こういう細かい積み重ねの結果なんだろうなと思います。

ミオリネ「だったら私もスレッタの力ってことでいいよね?」
ここの語気を荒らげてるの好きです。排熱処理を止めたあとの「あとはあんたが勝つだけよ」の勝つって信じてるミオリネも信頼感すごいなって。

ミオリネが初見のモビルクラフト普通に動かしてるのおもろいですね。そんな簡単に操作できるもんなのか?
小説版を見るとモビルクラフトは教材で、ミオリネは通っては行けないところを通り、器物損壊までしているようです。自分の手を汚してますね。いいですね。
ルールを破れるぐらいスレッタの決闘に人生かけてますねミオリネ。

4話

1.グエルのプロポーズへのミオリネの反応
ミオリネの「はぁ?」がほんとに何いってんだって声色でおもろいです。ミオリネの中ではグエルに惹かれるスレッタというのは存在してなさそうですね。

2.ホルダーの制服
ミオリネがスレッタの制服をホルダー仕様に替えるシーン、新しい花婿を見せびらかしたいのか、なんなのか、わざわざ変えてあげるのが可愛いなと思います。そういえばわりと楽しそうな声ですよね。

ミオリネ「自覚持ちなさい、あんたは決闘のホルダーで、私の花婿なんだから」
小説によるとスレッタはまだ戸惑っているようなので、ミオリネが教室で「私の花婿」を強調するのは周囲に対する牽制もあるのかもしれません。
アバンタイトルで告白されたばかりだしなあ。

スレッタが質問攻めにされてもグエルが来てもつまらなそうな表情してるの謎だけどどういう心境なんですかね。小説によるとグエルにとって普段のミオリネはこんな態度とる人間みたいです。
そうなんだ…。

何しても普段からこんな感じなら今までの生活はなかなか辛そうですね。
この態度から察するに、スレッタはグエルのことは好きじゃないだろうから、ミオリネはグエルを敵扱いすらしてないみたいですね。

3.敵扱いされるエラン4号
スレッタが実習を手伝ってくれる人を探すシーン、エラン4号に「寮に来る?」と声をかけられます。
ミオリネはスレッタを取られるのが嫌だったのか、スレッタの肩に手を回します。

今までのスレミオの間の描写でこのような大きな接触はなかったので、3話でのエラン4号との親密さに警戒を抱いている気がしますね。独占欲つーえなと思いました。好きです。

ミオリネ「だったらこいつじゃなくて私を頼りなさいよ」
初見のときはミオリネって頼って欲しいタイプだったのかと思った記憶があります。スレッタとミオリネがそれぞれ抱いている相手への距離感が浮き彫りになるシーンかなと思います。

4.ミオリネの部屋
スレッタを理事長室に案内します。
ミオリネが水耕栽培の葉に触れるのは心を開いている時なんですかね。
1話で母親のトマトの話をしているときも観葉植物の葉に触れていた記憶があります。

ミオリネの部屋、ペットボトルとカップ麺多いですね。小説版によると近くにホテルあるみたいだし、コンビニが売店みたいなところがあって買い食いしてるんですねこれ。
この時点のミオリネは自炊しないタイプみたいですね。
オーディオドラマでラウダが火を起こす許可を得るのにかなり苦労してたし、お湯ぐらいは用意できそうなのでIH的なのは存在するんでしょうね。

フロントはオーディオドラマによると微生物規制されてるらしいので虫はわかないんですかね。気になる。北海道みたいに家具から渡ってきた虫とか出ないんかな。小説によると感染症予防のために鳥とかもいないそうですが。

脱いだシャツがその辺に置いてあるのもポイント高いです。机だけきれいなので寝食忘れてなにかに没頭するタイプなのか?
ミオリネは靴を脱いでるのがちょっと気になります。アスティカシアの文化って日本式なんですかね。スレッタが床に正座してるしそうなのかも。

5.ミオリネのベッド
なんかよく見たら枕2つある気がしますね。進展早いな。このあと一緒に寝てたってことですか?
自分のパジャマ貸してるのも進展早いな。
風呂上がりとかどうしてたんだろうなと思うと色々思いつくことがありそうですね。

深夜に目を覚まし、スレッタが勉強しているところに声をかけるミオリネ。
このあたりのシーンはどういう心境なのかよくわからないけど、あまり眠そうでもないので純粋に心配していそうですね。
そこまでして勉強する動機を訪ねている面もあり、スレッタという人間に興味を持ち始めたのかなと思います。

6.再試験
スレッタが涙流して泣くの、今までにない感情の発露で面白いですよね。泣いたあともミオリネの口調が厳しいので、応援に使える言葉をあの種類のものしか知らないのかなと思うとちょっと面白いです。

小説だと弱々しいスレッタを初めて知るシーンでそれもミオリネにも伝わっているので、怒気のある声は、スレッタに伝わらないにせよ叱咤激励なんだろうなと思います。不器用だな。

5話

1.エランとのデートに怒るミオリネ
エランとのエアリアル付きデート、格納庫にバイクで乗り付けてスレッタを殴らんばかりの勢いで地球寮メンバーに抑えられえて怒鳴るミオリネ見てると、やっぱスレッタのこと大好きじゃんとなりますね。

3話で「デートぐらいすればいい」とか言ってたのに実際やると怒るのでデリングと変わらないダブスタなのではとほほえましい気持ちになりますね。

ミオリネ「ロミジュリったら許さないからね!!」
小説によるとペイルがエアリアルを狙っているのでシン・セーとペイルのことを例えての比喩らしいのですが、エアリアル自体はミオリネとあまり関係ないので、スレッタの立場を踏まえた上での(特に自分がどうとかではないので、スレッタへの警告としての)叫びに思えます。いい子だなおい。

2.エラン4号とグエルの決闘
ミオリネ「いい展開ね。あいつらにはつぶし合ってもらおうじゃない」
性格悪そうな女の子好き。小説版のイメージだと考え事しながら画面見つめてそうなんですが、アニメだと目を瞑っていたので、視聴者目線ではふたりとも潰しあってくれという印象でした。
なんだ嫉妬か?

3.決闘の約束
最後の方のスレッタが勝手に決闘の約束を取り付けてきたシーン。
小説だと自分に相談してくれなかった上に、勝手に御三家と約束を取り付けてきて、ミオリネとの約束が反故になりかねない状況にを起こしたことに驚いているようです。
詳しい内心は6話で語られます。

6話

1.決闘の約束について怒るミオリネ
ミオリネ「ちょっと優しくされたぐらいでチョロいのよ、あんたは」
そういやミオリネ全然スレッタに優しくないな(少なくとも表面上は)って思いました。
ミオリネが優しいシーンなんてほぼ皆無なので、ここまでスレミオにおけるスレッタの心境があまり描かれてないのはしょうがない気もします。

ミオリネが内面を表現するシーンがないかぎり明確なスレッタの心の動きは描きにくそうですよね。

ミオリネ「私が許せないのは、あんたが一言も相談なしに決闘の約束を交わしてきたことよ」
ミオリネ「負けたら許さない」
この辺の怒りは今までの経緯(ミオリネはスレッタ優先)とエアリアル(スレッタの大事なもの)を賭けているのを踏まえると部屋から出ていくのも無理ない気はします。

2.落ち込むスレッタを激励するミオリネ
ミオリネ「私もエランの言うとおりだと思うよ。実際あんた鬱陶しいし」
ミオリネ「でもそれがあんたじゃん、鬱陶しいぐらい絡んできて、私の言う事聞かずに勝手に動いて」
小説も併せて見ると、この辺のミオリネの素直じゃない感じをスレッタが受け取っているのが、関係が進展していることを感じられて好きです。

ニカ「とっくに許してたんだなって」
この辺好き。スレミオの関係って見守ってる人がいるんだと実感できますね。ニカはいい子すぎて、初見で裏切るやろこいつとおもっていたのをおもいだしました。

ミオリネ「ほんと鬱陶しいやつ」
エランさんことを教えてくださいというスレッタ発言を受けての台詞。声が柔らかいので、この辺でスレッタがエランを好きなことを認知してそうですね。

3.決闘
マルタン「やられた」
ミオリネ「うるさいっ!」
ここ反射的に声が出たと思うんですが、真剣にスレッタを応援しててなんか好きです。

ニカ「いいの?」
ミオリネ「私は理解ある花嫁なの。――多少の浮気ぐらい許してあげるわ」
エランに勝ってスレッタがエランを助けに行くシーン。
小説だとミオリネがモニターから目を離すのですが、アニメだと見ている感じがしますね。
このセリフ、ミオリネはスレッタの花嫁の自覚あるんだという気持ちになるので個人的にかなり好きです。

4.待ち合わせ
エランとのデートの待ち合わせギリギリまでスレッタといてくれるミオリネほんとかわいいですね。
門限の話するのはちゃんと戻ってきてほしいんだろうなあということで理解しました。
ここまでくるとスレッタのこと好きな気がするなあ。

小説だとデート許してくれたミオリネに感謝しているらしくてスレッタかわいいなと思いました。
スレッタのミオリネへのプラスの印象が地の文に出てくるのこの回からなので多少は友人としてのミオリネを理解し始めたんだろうなという気がします。

7話

1.温室
スレッタ「ミオリネさんはないんですが。人のことで、頭がいっぱいになること」
ミオリネ「ない、私が考えることはただひとつ。ここから脱出して地球に行くことだけ」
ここまで書いていて「…嘘だろ、ミオリネ」となりました。

ミオリネが喋ってる前後で少なくとも小説上はほとんどスレッタのことしか考えてないし、アニメの行動をよく観察してもほとんどスレッタのことしか考えてないような行動をとっています。

なんなら直近で「ぼーっとしない」「そんなに気になるの、エランのこと」と声を掛けるレベルなのでほんとにスレッタのことしか考えてなさそうです。

そのあとのインキュベーションパーティーでも、「もしスレッタがインキュベーションパーティーに行ったらどうなるか」の視点で話しているので、これでスレッタのことを考えてないは無理があります。
このシーン考察でかなり印象変わりますね。初見だと額面通りに受け取ってしまいそう。

2.インキュベーションパーティー
出席用にドレスを貸すミオリネ、そういえばスレッタに服を貸すの2度目ですね。いいな。
スレッタが「胸がきついんですけど」と言いながら追ってくるのは更衣室別々だったんだろうなという気分になりました(憶測)
その場で着替えてたら袖と押す前に話してると思うので多分そう。
背筋を伸ばす! ってリアルでもよく言われるので、ミオリネはスレッタをかっこよく見せたいのかなと勝手に思っています。

ニカ「ほんとだ……。さすが経営戦略科の成績トップ」
ミオリネ「いやみ? 行くわよ」
このセリフ、1話のスレッタがトマトを食べたときの「おいしい」は素直に受け取ったことを考えると、やっぱ友人(ニカ)と花婿(スレッタ)の間にはミオリネの間で明確な差があるんだなと感じられる場面ですね。
スレッタの言葉はストレートに受け取れるのはなかなかスレミオポイント高いです。

シャディク「ミオリネ、変わったね。人のために動くなんて」
冒頭でニカにもドレス貸す話をしていたので、本当にシャディクの言うように少しずつ変わっているんだろうなと思います。
それで変わったきっかけはスレッタなんだろうな…。

小説版を見ると誰かと二人で歩くミオリネをシャディクはほとんど見たことないらしいので、相当周りを拒絶してたんだろうなと思います。
グラス押し付けたのは照れ隠しだと思っています。ほんとに怒り以外の感情をあまり表に出さないですねミオリネ。

3.嫁いびりするプロスペラ
プロスペラ「だってあなたとスレッタが結婚したら、私達親戚になるんですもの」
やっぱこの二人結婚するんだよなーーーー。(感想)

ここでなんでプロスペラが嫁いびりをするのかがしばらく気になっていましたが、2話の審問会のことを考えるとミオリネが飛び込んできたせいでエアリアルを失う可能性が出てきたり、そもそも仇の娘だったりする上に、スレッタが仇の娘の話を楽しそうにするので個人的にいらついてたのかもしれないなと思うようになりました。
エアリアルで決闘するだけならミオリネいなくてもできますしね。

プロスペラ「寮には入らず理事長室で暮らしているのも」
小説版によるとスレッタとプロスペラは欠かさずリモートで話しているそうです。
ここまで知ってるのであればミオリネの情報は逐一今日あったイベントとしてスレッタから共有されていそうですね。エリクトとスレッタを重ねて見てしまうプロスペラ的には辛い気がするな…。

ミオリネ「まったく……どこに行ったのよ、あいつは……」
小説によるとずっとスレッタの生徒手帳に連絡を入れているらしいので相当心配してそう。何回連絡したのか知りたいです。

4.ホルダー登壇
エラン「開発者の話を聞くのが筋だ」
エアリアルがガンダムだと追求されるシーン、このあたりはプロスペラがミオリネを焚き付けておかなかったらと詰んでたと思うんですが、本当にどうするつもりだったのか気になっています。

審問会でのミオリネの行動は観察していたと思うので、単純になんかあったときのために焚き付けておいたのかもしれないけど。
19話の行動を見てるととりあえず反骨精神を煽っておけばスレッタの大事なもの(エアリアル)を守ってくれるだろうという算段はありそうですね。
プロスペラさんはスレッタよりもミオリネのことよく理解してそうですしね。

逆に何も考えてなくて単純にいびって、予期せず助けられたので、安心してあの子を任せられるとか言ってそうな気もしてますが。それはそれで面白いですよね。個人的にはプロスペラの本気のアクシデントが7話説を推していきたいです。
その説を採用するとスレミオが強固になりそうだし。

ミオリネ「決まってるでしょ。あの子の花嫁だからよ!」
スレッタを救うためにミオリネが会社を立ち上げるところはほんとにかっこいいですね。あの場に同じ立場と思いで立てたとして、あそこまでできないなと思います。
学生時代の同性の友人のためにそこまでできるならやってみてください。とりあえず私はできないと思います。

ちょっとここまでくるともう出会って2ヶ月程度の友情でカバーできる行動ではないと思うんですよね。11話の告白にも会社立ち上げのことが入っているので大きなイベントだったんだと思います。
この株式会社ガンダムのプレゼンその場、指で書いてるんですよね。マルタンの気分になりますね。想像するとゾッとします。

小説版だとスレッタはこの時点でミオリネの行動に感動して思わず口許を抑えているので、ミオリネを花嫁として意識し始めたとしたらこのあたりかなと思います。アニメでも瞳の表現がありますね。

ミオリネに融資を頼まれたデリングですが、VIP席から出てこうとしているようなので、結局サリウスに聞かれたガンダムをどうするかの結論は話してないですねこれ。ミオリネがスレッタを助けなくてもデリングは同じことしたんでしょうか? ちょっと会場の雰囲気的にデリングがカバーできる範囲を超えてる気がするんですよね。
めちゃ気になっています。

あとこの救い方はミオリネにしかできないところも好きですね。その点もポイント高いと思います。
他の人がいてもおそらく窮地に陥ったスレッタを救えないでしょう。

ミオリネ「守るわよ、私があんたを」
スレッタのために、見返りなしにそこまでするミオリネかっこいいな。このシーン見るたびにミオリネかっこよ‥という気持ちになります。そりゃスレッタも意識するよ‥。

5.感想
プロスペラの「デリング総裁のお嬢さん」のところめちゃ好き。
この回は勝手に全25話の中で一番つらい話だと思っています。社会的な恐怖がありますね。
(私はスレミオが結婚することを知ってから見始めたので他の人と辛いポイントが違っていると思います)

【水星の魔女】スレミオは本編中どこまで関係が進んだのか8-12話へ続く。