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【2026年】確定申告が嫌いな個人事業主向け、青色申告を4時間で終わらせる方法

この方法は「事業口座の入金だけ自動管理し、経費は年1回まとめてCSV入力する」超シンプルな確定申告方法です。

概要

みなさん確定申告好きですか? 私は4時間ぐらいで終わるので好きです。
かなりずぼらですので確定申告する日に1年分打ち込んでますが、さほど苦にはなりません。
(取引内容が少ないのもある)

なぜかというと、個人事業主を始める前に一番確定申告が楽なルートを探してたからです。
4年ぐらい回してみて相変わらず楽なので公開したいと思います。

※この方法では「事業用口座を中心にお金の流れを整理する」ため、普段の生活費の出し方などを少し変える必要があります。

向いている人

・パソコンがある
・簿記3級レベルの用語(勘定科目・事業主貸など)に抵抗がない
・Excelがある
・Excelの関数が使える、入力規則の仕組みがわかる
・CSVに手動入力できる程度には経費にできる物が少ない
・事業口座と個人口座を分けられる
・現金入金が少ない、あるいは手動で入力出来る程度しかない
・どうしても紙で確定申告したくない
・税制がわからなすぎる

向いてない人

・スマホしかない
・口座、クレカが分けられない
→どちらもやよいのかわりにタックスナップとかでいいと思います

・小売(大量の現金の取引)
→入力が大変ですができなくもないです

・どうしても紙で確定申告やりたい
・税制を自分でぜんぶ把握したい
→完全にこのやり方は合わないです、頑張ってください、応援してます。

用意するもの

・パソコン
・事業用銀行口座(事業用入金、私用出金に使用)
やよいの青色申告オンライン(1万のでOK、確定申告で提出する書類を作成します)
・14枚(1年分+医療費+ふるさと納税とか生命保険の控除用)の事業経費を入れる封筒、またはクリアファイル
miroなどスクリーンショットにメモできるホワイトボードツール(無料のでOKです、前回の操作内容を覚えておくときのメモに使います)

・エクセル製経費入力用テンプレート、弥生のCSVフォーマットに勘定科目入れたものです、リンク先を見て、摘要に勘定科目を入れられれば自作できると思います。
(作成が面倒な場合は、ここからダウンロードできます)
Microsoft Office Excel(テンプレート編集用)

・マイナンバーカード(e-taxで必須、パスワード入力するため、長い方も短い方も控えておいてください)
・マイナポータルのアプリ(e-taxで必須)
・マイナンバーカードが読み取れるスマホ(e-taxで必須)
参考)マイナンバーカードが読み取れるスマホ一覧

以上です。

方針(この方法の核心)

この方法では「事業口座の入金」と「経費」だけを管理します。

それ以外の支出(生活費・税金・個人的支払いなど)は、すべて「事業主貸」として処理します。

つまり

・売上 → 事業口座(口座連携で自動反映)
・経費 → 後からまとめて入力
・生活費 → 事業主貸

という3つだけで管理します。

単純に言うと、「事業の入金と経費のみ」を管理する手法です。
もともといくつかの記事で概念は紹介されていました。

個人事業主が生活費を事業用資金から出した際の仕訳は?勘定科目を解説 - 確定申告お役立ち情報 - 弥生株式会社【公式】
個人事業主が生活費を事業用資金から出した場合、事業主貸という勘定科目で記帳します。仕訳方法の具体例や、ケースごとの勘定科目について解説します。

具体的な方法

「事業用口座」だけを会計ソフトと連携

「事業用口座」のみをやよいの青色申告オンラインと連携します。
私の場合は業務上の入金は全部某銀行のビジネス用口座に入れているのでそことだけ連携します。

生活費の記帳

生活費などは毎月まとめて、事業用口座 → 個人口座に移します。

「生活費や仕事に使うお金、所得税や国保など、経費にならないものに使うお金(と事業に使うであろうお金も)」は毎月、事業用口座から出金します。
この出金は「事業主貸」として処理されます。
弥生の青色申告と口座連携済みなので特に操作することないと思います。
(勘定科目が必要な場合は「事業主貸」でOK)

領収書をその月の封筒に入れる

「経費にできる領収書」を毎月封筒に入れてください、分類しなくてOKです。手に入ったら入れるか月末にまとめて財布等から移動しましょう(一番重要)
あとでわからなくなりそうな領収書は経費を使った理由を裏にメモ書きしておくとよいです(打ち合わせで〇〇社へ移動、とか)

経費にできない領収書はまとめて「経費にできない封筒」にいれておくとよいでしょう。

医療費と控除書類は専用封筒にいれる

医療費は医療費用封筒に、生命保険とかふるさと納税とかの控除に使う紙は控除用封筒にいれます。
別々のページで入力するので封筒はわけています。

スマート取引取込で日々の事業用口座の残高を連携

基本自動で連携されますが、4ヶ月に一回ぐらい接続が切れるので再連携します。

確定申告時(会計ソフトでの作業)

経費封筒の中身をテンプレに入力

各封筒から1ヶ月分ずつ領収書を出して、テンプレートに入力します、終わった領収書は封筒に戻してください。これを1年分入力します。

個人のクレカや通販サイト履歴から経費になるものを入力

次に私用のクレカの履歴、主に通販サイトやサブスクなどから経費になるものを1年前から遡って領収書をダウンロード、逐次CSVに入力します。
(領収書をダウンロードは電子帳簿保存法対策です)

私はAmazonメインで使うので、注文ごとにボタンを押すと、そのままエクセルに貼り付けできるデータをコピーできるブックマークレットを作りました。
領収書等配下のリンクと電子帳簿保存法用のPDFファイル名もコピーできます。
作成が面倒な場合はここから購入できます、CSVフォーマット込み

テンプレのCSVシートを出力

こうして経費1年分をExcelで作成したら、CSV用ページをCSVで出力します。

会計ソフトにCSVインポート

弥生の青色申告オンラインにCSVをインポート
インポート時の勘定科目は「事業主借」としましょう。
これは「個人のお金で事業経費を立て替えた」という処理になります。
(ポケットマネーから事業費を出している想定のため)

勘定科目の入力

インポート時に摘要に書いた勘定科目が勝手に入力されます(便利…)
毎回迷う勘定科目も、自分でよく使うものをExcelフォーマットに登録しておいて使いまわすのがおすすめです。
一貫性がでるので税務調査されても説明できますからね。

CSVを取り込んだら取引の確定が確かいるはず。

確認して問題ないことを確認しましょう。
年とかが手入力していると特に間違いやすいです。

確定申告用の書類作成(会計ソフトでやる)

毎年「確定申告を開始」的なボタンが出てくるので、そこから控除になる内容などを入力していきます。

正直、ここからは操作に毎年迷うと思うので、スクショ取ってmiroやエクセルに貼り付けて、毎年、入力内容を書いておくのがいいと思います。私はそうしています。

こういう感じで押すボタンや入力方法、参照リンクを検索しつつ書いていきます。

入力方法の動画も合わせて探すとよいでしょう。初回はちょっと難しいです。
3回目ぐらいから慣れてきます。

終わったら帳簿などの書類をダウンロード、印刷して2025(確定申告の対象年度)と書いた大袋にいれて保管します。

e-taxで電子確定申告する

確定申告の書類ができたら、弥生の青色申告からe-taxへそのまま移動できます。

会計ソフトのボタンからe-taxへ移動

電子申告は会計ソフトからダウンロードした書類をe-taxでアップロードするだけの作業のはずですが、マイナポータルとか開いたりマイナンバーカード読み込ませたりして結構たいへんです。
(今年は20回ぐらいマイナンバーカードを読み取った、去年より多い気がする)

確定申告書類をアップロード

支払い

確定申告して、支払い方法を確認し、税金支払いすれば終わりです。

支払い方法はいろいろありますがおすすめは「クレジットカード納付」か「QRコード納付」です。

前者は手数料いりますがその場で完結するし、後者はコンビニ支払いですからね。

簡単ですよね。

TIPS

あまりに経費が多い場合は事業用クレジットカード作成と、事業用通販アカウント作成して、クレカの登録すれば手間が省けますが、使い分け完全にできる場合のみおすすめです。
(私用は厳禁、今までの苦労が再発します)

小売でもPOSとかで入金をCSVの形に吐いてくれるシステムがあれば加工して連携すればよいと思います。
(でもそういう人はこの記事読まなくても確定申告できてると思う…)

Q&A

Q.家事按分とか減価償却のやりかたがわかりません
A.ご自分で調べて入力してください。公式サイトがそのまま参考になると思います。

Q.税制が変わったらどうするの?
A.基本的には会計ソフト側が対応してくれると思います。
その上で、自分に関係がありそうな変更だけキャッチして対応してください。
(お得になる税制改正も多いのでメリットもある)

税制改正については、各種税金系チャンネルが解説動画を出してくれるので、書類提出など何らかの対応が必要なものや経費の基準など、使う予定がある税制だけ確認すれば十分です。

私のおすすめは図解がわかりやすい下記です(他にも4チャンネルぐらい登録しています)

オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する
公認会計士・税理士が初心者〜中級者向けに、税金・ビジネス・投資・経済の得する情報や国のややこしい制度を解説。企画・台本・出演・編集は山田一人ですが、最近は会社メンバー制作の動画も配信中です。ーーー【山田真哉(やまだしんや)】●芸能・アニメ・...

Q.〇〇の勘定科目がわかりません
A.税務署が調査に来た際に「こういう理由で〇〇にしています」と説明できることが大事らしいので、ご自分で考えて設定してください。

Q.〇〇が経費になるかわかりません
A.税務署が調査にきた際に「事業に必要な支出である理由」を説明できるかどうかが判断基準になるそうなので、ご自分で説明できる内容であれば、経費として処理したらよいのではないでしょうか。

Q.確定申告e-Taxオンラインで申告データをe-Taxに送信した後、[送信した申告データが受け付けられませんでした]のメッセージが表示されます
A.私も2025年度の確定申告で、確定申告内容入力時にマイナンバーカードのAPI連携(ふるさと納税とか医療費の自動連携に使う)をしたら、e-taxへ確定申告書類が送信できなかったので、切っておいたほうがよいです。
 下記も参考になるかもしれません。

確定申告e-Taxオンラインで[送信した申告データが受け付けられませんでした]のメッセージが表示される| 弥生製品共通 サポート情報
確定申告e-Taxオンラインで[送信した申告データが受け付けられませんでした]のメッセージが表示される

まとめ

つらつらといつもの作業と書き出してみましたがそこそこステップありますね。
「入金のみ、入力は経費のみ、税制は必要なとこしか理解しない」と決めてかかるとこんな感じになります。

この方法のメリットは

・日々の記帳が不要
・銀行連携だけで売上管理できる
・確定申告作業が年1回で済む

という点です。

取引が多い事業には向きませんが、フリーランスや小規模事業ならかなり楽になります。

逆にe-taxと会計ソフトが廃止されて「明日から同じ税制で紙提出してね」って言われたら、即日廃業して会社員に戻ると思います、絶対やだ……。

ぜひみなさんも楽して確定申告を乗り切ってみてください。

おわり。

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