概要
久々にリングを見たのでメモ。
メモ
分類
SAVE THE CATの法則でいう「家の中のモンスター」かなあ。なぜやったのかと言えなくもないけど
感想
今見ても演出に緩急があって怖い、当時の空気みたいなのが表現されていてとてもいい。
死に時間制限が遭って由来がよくわからないのも面白いですね。
監督の当時のこだわりだったと思うけど、ほぼCGがないのもポイント高い。
CGないホラーってほんと怖いんですよね、どう撮ったのかわからなくて。
(最近は完全に実写にしか見えない合成が増えてきたけれど)
冗談で場を和ませたあとに怖さを持ってくるの、恐怖の作り方がうまいなあと思います。
全体的に音が小さめで、怖いシーンにサウンド入っている。うまい。(でも聞き取りづらい)
全体的に静かなので電話の音が際立ちますね。
一瞬しか映らない死体がちゃんと怖いのがポイント高い。
死を綿密に描写していくことで、呪いの怖さに説得力を持たせている
当時はアナログビデオ全盛期だったこと、携帯電話はほぼ存在しなかったことを考えるとかなり怖い。
呪われると写真を取った際に写像が歪むのだけれど、それも呪いをちゃんと表現できていて面白いと思う。
オチも好き。クライマックスのあとに長く尺をとってこのオチを思ってくるのは本当に面白いと思う。
ちなみに原作小説は映画と違う面白さでとても面白いです。(心霊ミステリーのような感じで怖くはない)
おわり。